人工知能(AI)でがん医療を最適化 がん研究会

    5
    【 This post was originally published on here. 】

     公益財団法人がん研究会は31日、患者のがん細胞の遺伝情報を解析し、人工知能(AI)を使って一人一人に最適な治療を施すための手法を開発すると発表した。

     診断に血液や尿などを使う患者に負担の少ない手法を取り入れるのが特長。専門家によって信頼性が高いと認められた文献を基に、AIが治療法を選ぶ。肺がんと乳がんで研究を進め、5年後の実用化を目指す。

     がん治療では、肺や大腸などの部位による違いだけではなく、原因となった遺伝子変異により治療法を決める手法が有効とみられている。

     研究チームは、遺伝子解析に使うためのがん細胞を手術などで採取せずに、血液や尿に含まれる分子から変異を特定。国内のITベンチャーが開発したAIを使い、この変異に適した治療法を探し出す。

     AIはあらかじめ専門家が良質と確認した文献を学習、短時間で効果の期待できる結果を導き出す。